膝下O脚・膝の横の出ている骨を引っ込めて、美脚を手に入れるために、今一度考えないといけない事とは
O脚矯正のポイントは股関節、膝関節、脛腓関節です。
脛腓(けいひ)関節ってどこ?
と言わるかもしれませんが脛腓関節とは、今日のタイトルにある膝の横の飛び出た骨の関節です。
この膝の横の飛び出た骨は腓骨(ひこつ)と言われる骨の一端で、反対側は外踝(そとくるぶし)です。この脛腓関節は股関節や、膝関節と比べ動きは地味です。
地味という事は元々動く様にはなっていないという事です。
動く様になっていないといっても不動関節ではなくれっきとした可動関節です。
ただ動きの範囲が小さいので地味という表現をしました。
これら3つの関節、股関節、膝関節、脛腓関節を下肢の運動で調整すると、自ずと動く範囲が違います。
この部分を体操をする時は気を付けないといけないという事です。
関節は柔らかい部分から動いて筋肉は強い部分から働く。
これが運動の法則です。
自分の体の状態をしっかり把握していないと、良かれと思ってやっている体操がかえって癖を作ることになります。
ご自分で体操をやる場合は、最初のうちは必ず鏡を見ながら左右の動きが均等になっているか、チェックをしながら行うと良いでしょう。
膝下O脚の出ている骨を引っ込める体操
膝下O脚の方が特に気にしているいところが、膝の下の外側の骨です。
この骨は腓骨(ひこつ)と言って、ずーとたどって行くと外踝(外くるぶし)に行き当たります。
この骨が出ているだけで膝下O脚がさらにひどく見えてきます。
ですからこの部分だけでも改善するとかなり見た感じがすっきりとします。
やり方は簡単です。
動画を見ながら是非やってみてください。
効果の割には地味な体操ですがテレビを見ながらお風呂に入りながらできますので、ぜひ気長にやってください。
やる前と体操をやった後鏡で確認するとなんとなく、すっきりしているのがわかると思います。
動画ではこの腓骨だけの説明をしていますが、そのままふくらはぎの部分に移動して行っても構いません。
いろいろ工夫してみてください。
個人差があるので工夫をしてやってみて、体操後にふくらはぎの外側の部分がすっきりしていたら成功です。
浴槽でするO脚体操(膝下O脚に特に有効)
O脚のペーシック体操以外に家庭でやってもらう体操として「浴槽でする体操」を今回はお伝えします。
まず、浴槽の中で足を伸ばして座ります。
右足を軽く曲げて、 右の土踏まずを左の足くるぶしに当てます。 (A)
上から見た写真です。(B)
反対から見た写真です。(C)
足首の部分の拡大写真です。(D)
ポイントは、曲げた方足(右足)は、つま先を手前に曲げます。
伸ばしてある方の足(左足)は、足の甲を伸ばします。
そして同時に内側に力を入れます。(約1秒静止)
この時の注意点は膝が内に入らないようにします。
膝のお皿は天井を向いたままです。
これを左右交互に30回ほど繰り返します。
左足を曲げたときり写真です。(E)
左足を曲げた状態を上から見た写真です。(F)
体操の前に膝を寄せるのにどれぐらい力が要るか見ておくと体操後、最初と比べて付きやすくなるのがわかると思います。
この体操はふくらはぎの内側の筋肉を使いますので膝下が開いてる方には、特に有効です。
体操中に痛みを伴う場合はやらないでくださいね。
では、実践してくださいね。
膝下O脚・膝の横の出っ張った骨は小さくなりますか?
膝の横の出っ張った骨の原因に腓骨(ひこつ)の張り出しが大きく関わっています。
この腓骨というのは本来は、前から見たときにあまり見えない位置にあるべきなのですが、大腿部の内旋により外へ張り出して見えます。
この部分が張り出すとそこの部分も含めて膝下と認識するので、ひどいO脚と受け取られます。
この腓骨は実際には横へ張り出しているのではなく、内旋しているので横から内へ力をかけてももどることはありません。
この骨を戻すためには外旋位(外回し)に動かしながら内側に力を加える必要があります。
そのように正しい方向に矯正することで、大きく張り出している骨を小さくすることはできます。